NSN、Jinko & Sungrowテクニカルロードショーで再生可能エネルギー分野におけるトップEPCコントラクターとしての地位を再確認
2025年3月21日、Jinko SolarとSungrowの共催による「Vietnam Technical Roadshow」がホーチミン市1区のシェラトンホテルで開催され、両社のC&I(商業・産業用)分野における最新技術が紹介されました。本イベントは、ベトナムにおける再生可能エネルギー市場での新たな発展機会とパートナーシップ構築を目的としたものです。
注目を集めたNSN – 再エネ分野の代表的EPCコントラクター
NSN 建設&エンジニアリング株式会社は、ベトナムにおける太陽光発電および再生可能エネルギー分野のトップEPCコントラクターとして、本イベントにて特別講演を行いました。講演テーマは「持続可能な価値の創造:Jinko N-typeおよびSungrow製品におけるNSNの実践経験」であり、NSNのサステナブル戦略マネージャーであるブイ・ティ・トゥイ・ルオン氏が登壇しました。
NSNは、20年以上にわたりインダストリアル建設および再エネ分野に携わり、多くの屋根置き型太陽光発電プロジェクトを手掛けてきました。代表的なプロジェクトには、Nestléドンナイ、Denso Vietnam、Kyocera Document Factory、Chingluh、Kyocera Vietnamなどがあり、累計容量は43MWdcを超えます。そのうち18MWpはJinkoおよびSungrowの製品を採用した案件です。
JinkoのN-typeモジュールは、弱照度条件下でも高い発電効率を発揮し、早朝・夕方・曇天時にも出力を最適化。一方、Sungrowのインバーターは98.5〜99%の変換効率を誇り、北部の寒冷地域から南部の高温地域まで安定した運用を実現します。これらの実プロジェクトの成果から、NSNが手掛けたシステムは高い信頼性と効率を兼ね備え、顧客企業における電力コスト削減とCO₂排出量の抑制に大きく貢献しています。
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さらに、製品品質のみならず、JinkoおよびSungrowによる技術サポート体制の強さもNSNにとって大きな評価ポイントです。設計・施工・運用の全工程において高度な連携が可能であり、NSNは今後の太陽光発電事業においても両社との連携を継続していく意向を示しました。
NSNのサステナビリティへの使命
NSNは設立以来、持続可能な開発を企業の指針として掲げ、カーボン排出削減および再生可能エネルギーの有効活用を目指して活動を続けています。2024年末時点で、NSNが関与したプロジェクトにより累計5億1100万kWh以上のクリーン電力が創出され、二酸化炭素排出量にして36万1000トン以上の削減に貢献しました。
このような成果は、グリーンな未来を構築し、ベトナムの持続可能な成長に貢献するというNSNの確固たる使命と姿勢を物語っています。
NSNはまた、安全管理の徹底、システム効率の最大化、環境保護の三本柱を重視し、経済的成果だけでなく社会的価値のあるプロジェクトを実現することを追求しています。